ラボグロウンダイヤモンドについて

 

組成や純度、輝きは天然石と全く同じで、宝飾用にカット・研磨されたものはプロの鑑定士であっても識別は困難であり、専用の機器を用い様々な角度から検査をして初めて、天然ダイヤモンドとの違いを特定することができます。

天然ダイヤモンドは採掘時の環境破壊や労働問題、紛争の資金源になるなど多くの問題を抱え、流通過程のコストも高止まりしています。

またダイヤモンドは不燃物の有無や種類などによりいくつかのタイプに分類されますが、ラボグロウンダイヤモンドは全て『タイプIIa』です。

タイプIIaのダイヤモンドは不純物を含まず結晶化した状態で、タイプIaのダイヤモンドよりも硬く輝きがあります。

採掘された天然ダイヤモンドの中でタイプIIaのダイヤモンドはわずか2%であり、特に大粒のものは希少であるため高値で取引されます。

同じ人工石であるキュービックジルコニアやモアサナイトはダイヤモンドと似ている「模造石」と定義されていますが、ラボグロウンダイヤモンドは、世界的鑑定機関であるGIAやIGIにも 本物のダイヤモンド と認められており、天然石と同じ鑑定書も発行されます。

 

 

ラボグロウンダイヤモンドの製造方法(CVD法)